2014選抜高校野球コラム〈10〉豊川高校と68年目の甲子園

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2014選抜高校野球コラム〈10〉豊川高校と68年目の甲子園

豊川高校と68年目の甲子園



20130330 Sanagawa 3 / BONGURI


今回取り上げるのは、1946年の創部(一部に1936年創部とする記事も)以来、68年目で初めての甲子園出場を果たした豊川高校(私立豊川高等学校)です。

念願の甲子園出場を果たした豊川高校ですが、その歴史背景や勝利の要因を探っていきます。

愛知県の「私学4強」


愛知県には「私学4強」と呼ばれる名門高校があります。

春9回、夏11回の甲子園出場実績を誇る愛工大名電

春の甲子園優勝回数4回の東邦

春夏合わせて19回の甲子園出場を誇る古豪の享栄

最後に、春夏合わせて甲子園優勝11回の中京大中京

ここ10年の愛知県の甲子園出場高校で、これら4校以外が出場したのは、

愛知啓成(2006年春)

成章(2008年春)※21世紀枠

大府(2008年夏)※東愛知代表

至学館(2011年夏)

の4校のみとなっています。

愛知県で「私学4強」以外の高校が甲子園出場を果たすことは難しいようで、豊川出身の森福允彦投手(豊川-シダックス-ソフトバンク)は、雑誌の取材に対して以下のように述べています。

「私学4強というのは独特の雰囲気を持っています。やることがピシッ、ピシッとしていて、チームワークが乱れない感じがある。試合前のノックも凄かったですね。声もプレイも揃ってますし、ボール回しでもみんな正確にここ(胸)に来る。体もデカいし、そういうことに圧倒されたというのはあったかもしれません。僕ら、ひとりひとりの能力は高かったと思うんですけど、いつもは余裕の顔なのに、みんな緊張しているのが明らかに伝わってくる顔をしてましたからね(苦笑)」

Sportiva「フルスイング観戦道 vol.21(後編)」より引用


事実、森福投手在学中の豊川は、2003年の愛知県大会決勝で愛工大名電に、2004年の愛知県大会決勝では中京大中京に敗れています。

やはり「私学4強」の壁は相当厚かったようです。

豊川高校の躍進


ここ3年の愛知県大会の成績を見てみると、

2011(夏)準決勝敗退
2011(秋)-
2012(夏)準々決勝敗退
2012(秋)決勝戦敗退
2013(夏)3回戦敗退
2013(秋)決勝戦敗退


となっています。

毎年、強豪校の一角に数えられながら、惜しくも念願の甲子園出場は果たせませんでした。

特に昨年の夏の大会ではシード校として3回戦から登場も、岡崎工に3-1で敗れてしまいました。

この悔しさをバネに、豊川高校野球部は基礎からレベルアップをするため、食事・筋トレなどの専門家を招いてチーム力の徹底した底上げを図ったそうです。

その結果、昨年の秋季大会の決勝では敗れたものの、東海大会準優勝を果たし、センバツ出場を勝ち取ったのでした。

68年目の甲子園


豊川高校は今年で創部68年を迎えようとしています。

その間、前出の森福投手を始め、内藤尚行氏白井康勝氏などのプロ野球選手を輩出しています。

昨年の選抜大会でも、「21世紀枠」の最終候補まで残りましたが、惜しくも落選しています。

ゆえに、68年目で初の甲子園出場は豊川高校関係者にとっては、とても感慨深いものになるのではないでしょうか。

多くのOBや地元関係者たちの大きな後押しを受けて、豊川高校は初めての甲子園に挑みます。

※選抜大会特設ページを設置しました。ここに選抜関連の記事をまとめておきます。
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