第89回選抜高校野球大会(2017年春の甲子園)の出場予想 ~一般出場枠28校編~

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第89回選抜高校野球大会(2017年春の甲子園)の出場予想 ~一般出場枠28校編~

第89回選抜高校野球大会(2017年春の甲子園)の出場予想 ~一般出場枠28校編~


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11月11日(金)から開会する明治神宮野球大会も続々と出場校が決定しています。現時点(11/4)では近畿地区と中国地区を除いた各地区の出場校が出揃っています。(※近畿地区・中国地区追加しました)そこで、今回の記事では来春に開会する第89回選抜大会(2017年3月19日から)の出場校を予想する記事を上げたいと思います。

昨年や一昨年も同様の記事を書きましたが、これが当たらないんですよね。おそらく選考委員との考えにズレが大きすぎるのでしょう。選抜大会の出場枠は大きく分けて3種類あるので、3回に分けて出場校予想と考察を書いて、最後の4記事目を最終版とします。

まず第1回目となる今回は一般枠28校の予想となります。この内訳は、


北海道地区(1校)
東北地区(2校)
関東・東京地区(6校)
北信越地区(2校)
東海地区(2校)
近畿地区(6校)
中国・四国地区(5校)
九州地区(4校)



となっています。やはり難しいのは、枠がピッタリ埋まらない関東・東京、近畿、中国・四国の3地域5地区ですね。それは早速書いていきます!


北海道地区(出場枠:1)

※秋季北海道大会ベスト8以降のトーナメント
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出場枠が1校の北海道地区では、圧倒的な強さを見せて優勝した札幌第一が昨年に続いて順当に選考されそうです。準優勝校の札幌日大は補欠校として選考されるでしょう。

◎札幌第一


東北地区(出場枠:2)

※秋季東北地区大会ベスト8以降のトーナメント
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東北地区の出場枠は2校となりますので、順当に考えれば優勝校の仙台育英と準優勝校の盛岡大付となるでしょう。準決勝で敗れた聖光学院と酒田南は補欠校に回ると思います。

◎仙台育英(宮城)
◎盛岡大付(岩手)



関東地区・東京地区(出場枠:6)

※秋季関東地区大会ベスト8以降のトーナメント
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※秋季東京都大会ベスト8以降のトーナメント
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関東地区と東京地区で6校が選考されます。まず関東地区の4校と東京地区の1校の計5校が決定し、最後の6校目は関東地区の5校目と東京地区の2校目を比較して1校に絞り、両校を比較して最後の1校を決定します。

まず関東地区では優勝の作新学院と準優勝の東海大市原望洋の両校は確定と見て良いでしょう。さらにベスト4入りの前橋育英健大高崎の群馬県勢も固いと思います。そして東京地区からは優勝校の早稲田実が選出されるでしょう。

そして問題の6校目は難しいですね。比較される関東・東京の2校ですが、東京地区の2校目は準優勝の日大三で間違いないと思います。問題となる関東地区5校目ですが、対象校として挙げられるのはベスト8に残った4校となります。このうち、中央学院は厳しいでしょう。すでに同県の東海大市原望洋がいますし、作新学院にコールド負けしているためです。残るは山梨学院・横浜・慶応の3校となります。試合内容を見てみると、中盤まで優勢に試合を展開しており、最後にサヨナラ負けを喫した慶応が優位と見ます。これで比較は慶応と日大三となります。

この両校を比較すると、戦力的に大差はないと思います。しかし、「話題性」という面を考えれば好選手が多い日大三が有利でしょう。早実と接線を演じた好材料もあります。”選考委員”という人間が選んでいるため、単純な戦力面以外で決定されるような気がします。慶応も早稲田実が出ている以上、早慶戦的な話題はありますが・・・。(参考⇒清宮早実センバツ当確だが…出場枠めぐり“早慶戦”

◎作新学院(栃木)
◎東海大市原望洋(千葉)
◎前橋育英(群馬)
◎健大高崎(群馬)
◎早稲田実(東京)
○日大三(東京)
△慶応(神奈川)
▲横浜(神奈川)
▲山梨学院(山梨)



東海地区(出場枠:2)

※秋季東海地区大会ベスト8以降のトーナメント
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東海地区の出場枠は2校のため、順当に考えれば優勝校の静岡、そして準優勝校の至学館となるでしょう。補欠校はベスト4入りの三重と中京大中京でしょうか。

◎静岡(静岡)
◎至学館(愛知)



北信越地区(出場枠:2)

※秋季北信越地区大会ベスト8以降のトーナメント
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北信越地区も出場枠2校となっているので、決勝戦に残った2校が選考される確率が高いでしょう。昨年も選抜大会に出場した優勝校の福井工大福井と準優勝の高岡商です。補欠校はベスト4に残った日本文理と日本航空石川になると思います。

◎福井工大福井(福井)
◎高岡商(富山)


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近畿地区(出場枠:6)

※秋季近畿地区大会ベスト8以降のトーナメント
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野球王国とも言える近畿地区では、全国で最多となる単独地区6校の出場校数を誇ります。まず神宮大会への出場も決めている優勝の履正社、そして準優勝の神戸国際大付は確実に選出されることと思います。さらにベスト4入りを決めた大阪桐蔭滋賀学園も有力と見ます。

ここまでは簡単ですが、難しいのは残り2校です。ここからは、準々決勝(ベスト8)に残った4校(智弁学園・上宮太子・高田商・報徳学園)から2校を決定するのが順当だと思います。この中で一番厳しいのは上宮太子です。秋季大阪府大会優勝ながら、すでに履正社・大阪桐蔭の2校が有力だからです。同府で3校選出は厳しいと思います。

逆に有利なのは報徳学園でしょうね。準々決勝敗退とは言え1点差の好ゲームを展開しています。昨年は優位な立場から、21世紀枠の関係もあり一転しての不選出でした。そう考えると今回の選出は固いでしょう。

残る1校は奈良県勢の2校です。準々決勝の点差のみで考えると接戦の智弁学園ですね。しかし高田商も大差負けとは言え、対戦相手は地区優勝校、さらに公立校です。・・・これらを考えると近畿地区の6校目は非常に難しいところですが、やはり智弁学園ではないかと思います。

◎履正社(大阪)
◎神戸国際大付(兵庫)
◎大阪桐蔭(大阪)
◎滋賀学園(滋賀)
○報徳学園(兵庫)
○智弁学園(奈良)
△高田商(奈良)
▲上宮太子(大阪)



※履正社が明治神宮野球大会で優勝したため、近畿地区の出場枠が増枠されます。この考察に関しては以下の記事を御覧ください↓↓

⇒ 第89回選抜高校野球大会(2017年春の甲子園)の出場予想 ~明治神宮大会枠1校編~


中国地区・四国地区(出場枠:5)

※秋季中国地区大会ベスト8以降のトーナメント
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※秋季四国地区大会ベスト8以降のトーナメント
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中国地区と四国地区から合計で5校が選出されます。まず中国地区から2校、四国地区から2校を決定します。最後の5校目は中国地区3校目と四国地区3校目の比較となります。

中国地区からは優勝の宇部鴻城が当確となります。準優勝の市呉は決勝戦で大敗と言えど、やはり準優勝の実績は大きいですね。そのため、来春で甲子園大会初出場を決めると思います。四国地区との比較対象校となる中国地区3校目は、準決勝で優勝の宇部鴻城と接戦を演じた創志学園が有力でしょう。

四国地区では優勝校の明徳義塾と準優勝校の帝京五が選出されると思います。帝京五が決勝戦で大差負けをしている点は気がかりですが、やはり決勝進出の実績は大きいでしょう。そして注目の3校目は、準決勝で接戦を演じた英明でしょう。前試合で延長13回を勝ち抜いた点も評価されると思います。一方の済美は、同県の帝京五が有力ですし、明徳義塾にコールド負けしている点もマイナスです。

そして中国・四国地区最後の5校目は、中国地区3校目の創志学園と四国地区3校目の英明との比較になります。両校を見た感じでは正直差がないため、選考委員の間でも中国・四国地区5校目は意見が分かれそうです。もうここまで来れば、チームカラーの好みになりますよね。個人的に見ると、手に汗握る投手戦で敗退した創志学園が若干優位ではないかと思います。

◎宇部鴻城(山口)
◎市呉(広島)
◎明徳義塾(高知)
◎帝京五(愛媛)
○創志学園(岡山)
△英明(香川)
▲鳥取城北(鳥取)
▲済美(愛媛)



九州地区(出場枠:4)

※秋季九州地区大会ベスト8以降のトーナメント
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選抜出場枠4の九州地区は、順当にベスト4入りの福岡大大濠東海大福岡熊本工秀岳館が選ばれると思いますが・・・。これをしてしまうと、九州地区8県のうち、福岡・熊本の2県で出場枠を独占してしまう点が気がかりです。単純に成績だけで選ばれているわけではなく、選考委員の考える「地域性」も加味されているからです。

あと選考委員の好き嫌いもあると思います。昨年の明治神宮大会枠(四国地区)を選考する際に、はっきりと思いました。この記事の最下部に書いています。これを考えると、秀岳館は少し不利になるでしょう。今夏の甲子園大会では完全に「ヒール扱い」でしたし、真実味に乏しい記事が溢れていました。しかし、ベスト4入りの高校を外しても問題なので、最終的にこの4校に落ち着くと思います。

◎福岡大大濠(福岡)
◎東海大福岡(福岡)
◎熊本工(熊本)
○秀岳館(熊本)


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4 Responses to “第89回選抜高校野球大会(2017年春の甲子園)の出場予想 ~一般出場枠28校編~”

  1. 高校野球ファン より:

    神宮枠を含む一般枠29校を予想しても全的中は不可能でしょう。各地区によって選考事情が大幅に異なるからです。

    東海地方に住んでいますので、東海地区の選考について述べてみます。東海地方は1982年の選抜代表選考から際だった特徴が出て来ました。当時の東海地区の枠は3。3枠目は通常、ベスト4同士の争いとなります。

    この争いでベスト4の内、優勝校に敗れたチームが準優勝校に敗れたチームに対し、かなり有利になるという傾向が出て来たのです。最初の10年間は優勝校に敗れたチームが選考争いで準優勝校に敗れたチームを上回り、選抜出場。その後は、準優勝校に敗れたチームが盛り返してきましたが、全体的には優勝校対戦チームが圧倒的有利という状況は不変。

    1990年の選考では優勝校にコールド負けの三重高校が選抜されるという珍事発生。

    1989年秋季東海地区大会の結果
    決勝 享栄 7-0 浜松商 準決勝 享栄 8-0 三重(コールド)
                    浜松商 3-1 四日市工

    三重は8点差コールド負け。四日市工は2点差負け。四日市工の方がかなり有利にみえます。しかし東海地区の選考では、優勝校に8点差負けの三重と、優勝校に7点差負けの準優勝校に2点差負けの四日市工(優勝校には9点差負けとみなされる。当然、コールド負け扱い)という形で評価され、三重高校が3枠目をゲットという結果になりました。

    なおコールド負けの学校はワンランク下のチームと比較されるというのも東海地区の選考のもう一つの特徴です。ベスト4のワンランク下、ということになるとベスト8ですが、この時はベスト8四校の内で三重高校と入れ替えることができるチームがなく、選抜には享栄、浜松商、三重の3校が出場しました。

    以上が東海地区の選考方法となります。今年の選考はどうなるか考えてみます。

    2016年秋季東海地区大会の結果
    決勝 静岡 5-1 至学館 準決勝 静岡 9-2 三重(コールド)
                  至学館 4-3 中京大中京

    東海地区一般枠2は静岡と至学館で決まり。補欠校1位校は優勝校に7点差コールド負けの三重高校と、優勝校に4点差負けの準優勝校に1点差負けの中京大中京の争いとなります。優勝校対戦チーム三重高校の有利さも、さすがに今回は消失。優勝校に5点差負けとみなされる中京大中京が補欠1位校となります。

    補欠2位校は三重高校かというと、三重高校はコールド負けしているため、上記1990年の選考と同様、ベスト8の学校と比較されます。ベスト8の多治見高校は優勝校に4点差負けの準優勝校に1点差負け。優勝校とは5点差と判断され、三重高校を上回り、補欠2位校となります。

    ところで、上記のような選考が1982年以降、変わらずに続いてきたかというと、そうではありません。2010年から2015年までは、一転して「地域性」重視の選考基準になりました。その内容は「東海地区の上位3校は4県から重複無しに選出する」というものです。

    2010年というのは、朝日新聞が選抜大会の「後援」になった年です。2010年から6年間の東海地区の選考は、完全な「朝日新聞名古屋本社モード」になっています。

    しかし、昨年になって元通りになりました(全く、ややこしい話ですね^^)。昨年は東海地区1位校は愛知代表でしたが、東海地区2位校、補欠1位校、補欠2位校が全て三重県勢^^となりました。「地域性」完全無視の1982年開始の基準に戻った形です。

    2010年~2015年の基準だと、今年の補欠1位校は三重高校となります。コールド負けは問題視されません。静岡高校、至学館、三重高校、と上位3校を4県から重複無しに選んだ時点で、「地域性」の問題はクリア。補欠2位校は至学館と同じ愛知県の中京大中京となります。

    東海地区一つとっても、このように予想はかなり難しいものと言わざるをえません。2010年に選考基準が一変するとは私も思いませんでした。予想するときは前年と同じ基準が続くという大前提で予想しますから、2010年は予想を外すかたちになります。

    昨年2016年に元の基準に戻ったといっても主催の毎日・高野連、後援の朝日以外の人には知る術がありません。当然、2016年の予想も外れとなります。なかなか、一筋縄にはいきません。

    • tanizou tanizou より:

      コメントありがとうございます。

      やはり全的中は難しいようですね。選考手順も複雑ですよね。

      東海地区ひとつをとってもこれだけの難航があったのですか。
      そのあたりの事情は全く知らないことばかりだったので勉強になりました。

      どうぞ、今後ともよろしくお願いします!

  2. 高校野球ファン より:

    選抜の代表校が決まりました。

    1月14日の投稿で東海地区の選考について触れました。基準は去年と同じでした。コールド負けした三重高校はワンランク下のベスト8のチームと比較され、優勝校に4点差負けの至学館に1点差負けの多治見高校(優勝校とは5点差)に選考争いで敗れて東海地区5番手になるところでした。

    しかし、多治見は21世紀枠で選出。ベスト8で三重高校に代わりうるのは多治見のみ。結局、三重高校が補欠2位校に留まりました。朝日新聞の選考関与も2015年でいったん終了したものと判断します。来年も優勝校対戦チームが圧倒的に有利(今年は違いましたが^^)な1982年導入の基準が続くものと判断しています。

    しかし、多治見の21世紀枠選出は予想していませんでした。不来方と中村は予想通り。開会式の国歌独唱は不来方高校の女子生徒です。中村高校は選抜準優勝でお馴染み。

    • tanizou tanizou より:

      高校野球ファンさん。

      再訪ありがとうございます。今回も詳細な分析感謝です。
      やはり今後も、定数2だと優勝校・準優勝校が固いのでしょうね。

      東海地区は多治見を含めて3校選出となりましたね。
      不来方と中村に関しては、事前情報でも圧倒的に高評価でした。

      21世紀枠最後の1校は、多治見・洛星・石橋・高千穂の4校の中で多数決選出との記事を見ました。
      21世紀枠も含めて今回は無難な選出となったようで一安心です。

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