2014選抜高校野球コラム〈6〉広島新庄高校と厳冬から初春へ

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2014選抜高校野球コラム〈6〉広島新庄高校と厳冬から初春へ

広島新庄高校と厳冬から初春へ



春の色 / Konstantin Leonov


今回特集するのは、選抜大会初出場を果たした広島新庄高校(私立広島新庄高等学校)です。

広島新庄高校は広島県北部の山県郡北広島町にあり、この地域は中国山地の影響から、豪雪地帯として知られています。

監督は広島商業高校の名監督として知られた迫田穆成氏(現在は如水館高校監督)の実弟である、迫田守昭氏が務めています。

瀬戸内高校との決勝戦


広島新庄の名前を一躍、全国区としたのは、昨年夏の広島県大会(甲子園予選)ではないでしょうか。

広島新庄は好投手の田口麗斗(現・巨人)を擁し、決勝戦まで勝ち進みます。決勝戦で迎えた相手は、こちらも好投手山岡泰輔(現・東京ガス)を擁する瀬戸内でした。

決勝戦は両投手の好投により、両校とも15回まで互いに無得点と、広島県が1県1代表制となった1959年以降初めてとなる、決勝再試合が行われることになりました。

この試合で、広島新庄の田口麗斗は13安打を浴びながら19三振と粘りのピッチングを披露。対する瀬戸内の山岡泰輔も15三振を奪い被安打をわずか1本に抑え込みました。

再試合は2日後に行われ、瀬戸内の山岡泰輔が広島新庄打線を抑え込むと、8回に瀬戸内が決勝点となる1点を取り1-0で勝利しました。

2日間に亘る試合は計24回を戦い、失点は両校を合わせて1点という投手戦を繰り広げたのでした。

田口麗斗と山岡泰輔


決勝戦で破れた広島新庄ですが、昨秋の広島県大会ではエース山岡就也が好投を続け、見事に広島県大会優勝の栄冠を勝ち取りました。

田口投手の後継エースが、ライバルと同姓である山岡投手とは、なんとも不思議な感じがしますね。

こちらの山岡投手もプロ注目の逸材ということで、今大会では注目したい選手の1人です。

延長15回を戦った広島県大会決勝戦の試合後に、田口麗斗山岡泰輔の2人は互いに言葉を交わしたそうです。

先に声を掛けたのは山岡投手の方で、田口投手に「また、こんな試合をしよう」と声をかけました。

対する田口投手ですが、そこは「点を取らせてくれよ」と本音で答えたようです。

再試合後には、田口投手が「同世代にいたから成長できた。甲子園でも0に抑えてほしい」と語りました。

厳冬から初春へ


広島県は瀬戸内海に面した温暖な気候であると一般的に思われいますが、広島県の北部は北西の季節風の影響で積雪量が多い地域です。

広島新庄高校のある北広島町では、標高774mの東八幡原で-28℃が観測されたこともあります。

しかし、広島県北部の厳冬も3月になると春が訪れます。

広島新庄も初の選抜大会出場に向けて、選手たちの意気は高まっています。

※選抜大会特設ページを設置しました。ここに選抜関連の記事をまとめておきます。
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